2004/05/18 11:10

乗客が望む「閉めます」~読売新聞=日本語の現場=談話取材に応じました~

読売新聞東京本社「日本語の現場」取材班から、車内放送がらみの話題に関してコメント取材がありました。

鉄道会社によって、「ドア(扉)を閉めます」、「ドアが閉まります」「ドアを閉めさせていただきます」の3種類の言い回しが使われていることについての賛否を求められましたが、「問題なく『閉めます』に賛成。さっさと閉めて発車、目的地に着き、降ろしてほしい」と、コメントしておきました。

このコラムは、きわめておもしろい。担当記者によれば、びっくりするほど「閉めます」支持派が多く、西武が始めた「閉めさせていただきます」は不評で、"むしずがはしる"との声もあるとか。

◎掲載されたコメントは… 鉄道、旅行作家で、「『青春18きっぷ』の旅」「鉄道旅行術」などの本を書いている種村直樹さん(68)は「電車の扉は乗客の意思とは関係なく、発車時刻が来れば閉めるものだ。乗り降りする客の流れを断ち切って、安全に発車するには、『閉めます』の方が気分がよいだろう。利用客はそう感じているのではないか」と話している。 (読売新聞2004.5.12朝刊 社会面「日本語の現場」職場で25)
Posted by 種村直樹 at 2004年05月18日 11:10
ドアを閉めまーす
Weblog名称: DailyReport
TrackBack日時: 2005年06月17日 20:24
記事の概要: ○?×?…ひどい駆け込み、ケガは自己責任と車掌放送って……。 「ケガは自己責任」