2004/12/13 23:00

イオカード廃止へ

  JR東日本は、12月9日、2005年3月31日限りでイオカードを廃止(発売終了)すると発表した。1991年3月にJR東日本首都圏エリアに導入され、関東のSF(ストアード・フェア)カードとしてはパイオニア的存在のひとつだった。同社が2001年11月にチャージ対応型IC・SFカードであるSuicaを発売以来、その普及とともに主役の地位を譲り、発売枚数は減ってきていた。関東では各交通事業者間でSuica、パスネット、バス共通カードのICカード化・共用化へ向けての研究が始まっており、その意味からもJR東日本はイオカードの廃止に踏み切ることにした。
 同社によると、2006年1月頃の改めて発表する期日までは、発売済みのイオカードは引き続き使えるほか、通用停止時には残額を無手数料で払い戻す予定としている。また、3月31日を待たずに在庫がなくなった場合は、増刷せずその時点で発売を打ち切る。
(卓)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004年12月13日 23:00
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